新学期に向けて


お久しぶりの更新となってしまいましたが…
早いものでもう3月。

もうすぐ春、新学期がやってきますね🌸

新学期となると
新しい環境に飛び込むことになり
うまくやっていけるだろうか…と
不安な方も多いかと思います。
昔の私もどちらかというとそうでした。

特に、幼稚園~高校くらいの間は
友達と同じくらい
担任の先生が大切なポイントですよね(笑)

新しい関係を築くことになる先生とも
良い関係は続けていきたいもの。



中学生くらいになった頃から
私がこの時期に(無意識に?)
気をつけていたことは

先生に自分が好かれるということ(笑)

 
何かあった時に話しやすくなるように
自分でも調整していたのかもしれません。

具体的には
これまでの学校生活の工夫点を話して
具体的にして欲しいことがあればそれも伝えることをしています。
私の場合、中学校に上がった時に

「体育の授業は単元によってはみんなとは違う別メニューでも構わないこと

(=別メニューだったらできますというアピールにもなります)」


「小学校の運動会は歩行器で出ていたので
中学校の体育祭もそうしたいこと」

などを伝えました。

とはいえ、
いつでもどこでも必ずその通りにできるとは限りません。

前述の体育の授業で言えば
介助員さんがいない日は
体育の先生だけで私のみを見ることにはどうしても限界が出てきてしまいます。
(それでも極力私のところにいてくれたのですが。)
そんな時は別メニューではなく
私には「みんなの技を見て
授業内に教科書を見ながら感想を書く」
という課題が出されました。

私はこの課題が大嫌いだった記憶があるのですが(笑)
これも、別メニューではなくても
ひとつの私に対する柔軟な対応をして下さったのだと思います。

ひとつの対応を絶対的に求めるのではなく

「ここまではこうして欲しいけど
ここからなら、こういう時なら、こうしても大丈夫」

というお互いの妥協点を見つけることが
お互いの安心感や信頼関係を築くためには
大切なのかなと私はいつも思っています。


一方、そもそも何もかも初めてで
お互いに何もわからない手探りの状態の時は

「何かわからないことがあれば私に聞いてください」

と学校側に言うようにもしています。
私のことは私が一番知っているから、
というのもありますが
そうすることで
私は相手のわからないことがわかるし
相手は私の得意不得意がわかって

問題を「一緒に考えていく」スタイルが出来上がっていくからです。

何か具体的な対応がすぐに思いつかなくても
お互いがひとりで考え込むのではなく
一緒に考えていく相手がいると思えるだけで
ちょっと負担も減るかもしれません^^

相手に柔軟な対応を求めるのであれば
自分も相手に対して柔軟性を持つこと。

日々、私が心に留めていることです。

私も試行錯誤を繰り返し
少しずつこのスタイルを身につけていきました。
何事も経験して学んでいくのですね。

だから、多少失敗しても大丈夫!笑

皆様に、あたたかい春が訪れますように。



ピアサポーター
はやしだ

かるがもCPキッズ ピアサポートプログラム ひまわり

NPO法人かるがもCPキッズの活動のひとつ、ピアサポートプログラムの公式サイトです。 Peer support Program for families and individuals with special needs We are available in English. Feel free to contact us!

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