産科医療補償制度をご存知ですか?こんにちわピアサポーターのスミス綾子です。今日は、きっと皆さん1度は耳にした事があるであろう「産科医療補償制度」についてお話したいと思います。結論から言うと「在胎28週以上の分娩で、脳性麻痺による身体障害認定1級または2級のご家庭は、申請してみたら良いかも」という事です。理由もありますが先ずは簡単に制度について説明します。この制度は、分娩時の何かしらの原因により子が脳性麻痺による身体障害認定1級または2級となった場合に、3000万円の補償金が支払われる。というものです。医療ミスを争う裁判が起こりやすい為に、不足している産科医や産科医療施設を守り、また保護者の負担を軽減する為に作られた制度です。妊娠中、分娩時、出生後の医療記録をもとに、第三者機関が審査をします。審査により補償対象と認定されると補償金が支払われます。主な審査・認定の為の要件は①出生体重と在胎週数1400g以上で32週以上(2015年1月1日以降に出生の場合)2000g以上で33週以上(2009年1月1日〜2014年12月31日までに生の場合)②分娩時の何かしらの原因(医療ミス等の可能性)が脳性麻痺を引き起こしたであろう事 ③先天性な要因や新生児期の要因などがある場合は対象外私の知人は分娩機関に「在胎週数も体重も当てはまらないから絶対に補償対象外」と言われたにも関わらず申請・審査の結果、補償の対象と認定されました。私の知人は、この①(在胎週数と体重)の要件には当てはまりませんでした。しかし、これには「例外」があります。「在胎28週以上で指定の要件に当てはまる事。」この「指定の要件」は、私の様な一般人が読んでも、意味がわからない単語が並んでいて、我が子の状態が当てはまるかどうか判断できる親御さんがどれだけいるのか?なので「在胎28週以上の分娩で身体障害認定1級または2級のご家庭は、申請してみても、良いのでは?」と思います。詳細はこちらを見てみてくださいね。2019.04.13 11:24